西いなばを知る
西いなばの歴史
鹿野城主 亀井茲矩(かめいこれのり)
山中鹿介と幸盛寺
山中 鹿介 幸盛(やまなか しかのすけ ゆきもり)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての山陰地方の武将。尼子氏の家臣。実名は幸盛(ゆきもり)、幼名は甚次郎(じんじろう)。優れた武勇の持ち主で「山陰の麒麟児」の異名を取る。尼子十勇士の筆頭にして、尼子家再興のために「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話は有名です。 鹿野城主となった茲矩は、家臣団を備中高梁川に派遣し、鹿介の遺骨を鹿野に持ち帰らせ、霊を慰めるため寺と墓を建てました。寺の名は鹿介の別名・幸盛(ゆきもり)から「幸盛寺(こうせいじ)」と名づけられました。
幸盛寺には、鹿介の墓が建てられた時期に植えられたイチョウの木があり、現在では樹齢400年を超え、高さは40m近い巨木となっています。
幸盛寺には、鹿介の墓が建てられた時期に植えられたイチョウの木があり、現在では樹齢400年を超え、高さは40m近い巨木となっています。
西いなばの特産品
鳥取地どりピヨ(鹿野地鶏)
鳥取地どりピヨ(鹿野地鶏)はシャモ(軍鶏)をベースに鳥取県中小家畜試験場で長期にわたり研究し、作出された鳥取の地鶏です。
「鳥取地どりピヨ」は、品種や飼育方法など様々な条件をクリアしたものだけが名乗ることができ、その鳥取地どりを自然豊かな鹿野町で育てた鶏こそが高級ブランド「鹿野地鶏」です。
「鳥取地どりピヨ(鹿野地鶏)」は水、空気、土ともに恵まれた素晴らしい自然環境の鹿野町内で、広い鶏舎の中を自由に走り回り、こだわりの飼料のみを与え続けることで、一層美味しく育ちます。
歯ごたえが良く低脂肪でコクがあり、ブロイラーとは一味違う鶏肉本来の野性味あふれる懐かしい味が特徴です。水炊き、焼き鳥、唐揚げはもちろん、すき焼きなどでもおいしくお召し上がりいただけます。
生姜
鹿野そば
西いなばの民芸品・工芸品
因州和紙
因州和紙の歴史は古く、およそ千三百年以前から作られていたと言われています。東京は浅草にある浅草寺の大提灯にも因州和紙が使われました。
「いくら書いても筆先が傷まず、墨のかすれがなく長く書ける」
この2つの意味から名付けられた高品質の和紙「筆切れず」の他に、多くの書道半紙、画仙紙などが生産されています。
紙すきの原料となる「楮(こうぞ)」「三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」と清流に恵まれた青谷町日置地区には、今日も紙漉き職人達が「ちゃっぽん、ちゃっぽん」と簀桁を 操る音が響いています。
HP → あおや和紙工房
西いなばの祭礼・民俗文化
鹿野祭り
貝がら節
亀井踊
その他
鹿野ふるさとミュージカル
1987(昭和62年)鹿野町民音楽祭実行委員会が中心となり、宝塚歌劇団はじめ京阪神地域の音楽・演劇関係者の支援を受けながら町民手作りの「ふるさとミュージカル」がおこなわれるようになりました。
出演者とスタッフを毎年公募し、脚本・キャスティング・公演までを地域住民が主体となり年に1度、1日2回の公演のため半年間にわたって練習を重ねています。
鹿野町の伝説などをテーマとした5つのオリジナル作品が制作されています。
1987年「さくら姫物語」
1992年「踊り見の城」
1995年「鹿野に祭りが蘇る日」
1999年「鹿野の蒼白い夜」
2002年「鹿野にはかっぱやまどりくもの糸!」
2013年「アユタヤにはじけて候」
1997年地域づくり優良団体として「自治大臣表彰」受賞。
2004年鹿野町民音楽祭実行員会が「鳥取市文化賞」受賞。
facebook → 鹿野ふるさとミュージカル
鹿野の伝説と昔話→さくら姫物語
第29回鹿野ふるさとミュージカル「音楽劇さくら姫物語」公演情報